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10回も神経症にかかるなんて、わたしってやっぱり
「精神病に近い性質(性格)」なのかもしれない。
まあ、そういう病名もあるんだけど、病名があったところで
救われることもないし。
ただ。
「努力すれば、精神科にかかったことがないような、
普通の人のような性質にわたしもなれるはず。それがゴールなんだ」
という夢を
捨てなければなと思う。
努力したってなれないものにはなれない。
頑張ったって無駄なのだ。
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「病名」があるとしたら、そう思えることが唯一の救いかな。
無駄な努力をしなくてすむこと。
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病気に近い脳味噌、って、
外から見えないから、勘違いしてしまう。
手がない人はすぐ見てわかるけど、
脳の、すぐには見てわからない「欠陥」はわかりづらいから、
自分がまず、騙されてしまう。
頑張れば自分もできるんだと。
それは話が違うことなのに。
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手がない人が、努力して、手がある人と同じことが
できたりする。でもそれで
「やった、出来た。このままもっと頑張れば、手が生えてくるぞ」
と思ったりしないだろう。
そんなこと考えてたら、ビョーキと思われるよね。
でも、脳の場合は、勘違いしちゃうんだよね。
見えないから。
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「頑張れば、自分だって○○になれるんだ」
そう思うことだって、ビョーキに近いのかも。
自分のことをわかってないからそういう事を言う。
一度死ぬほど頑張ってみろ、と言いたい。
諦めがつくから。
絶望するまで頑張ってみやがれ、ってんだ。
これ以上やったらもう死ぬ、ってところまでやってから、
もっかいそう言って見ろ。
それで言えたらすげーけど。
絶対いえねーから。
夢一切見なくなんだぞ、まじで。
寂しいんだぞ、結構。
それはまあおいておいて。
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同じ新車を買っても、なぜかすぐ故障する車がある。
わたしはそんな車を貰ったのだろう。
それが私の脳味噌。
大部分の新車が10回に1回故障するところを、
わたしは10回に5回、6回、7回、8回故障する。
そのたびに脳の病院に行って、ご相談。
どうやったらまた
公道を走れるか。
修理、修理、修理。
でも、故障した箇所ばかりみて、
なぜわたしの車が故障するのか、
その原因からは
目をそらしてきたような気がする。
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なぜなら、わたしが「劣等」だということを直視することになるから。
みんな割りとマトモな車なのに、
私の車は「劣等車」なのだ。なんで。
なんでなんだ。
自分が人より「劣っている」といことを、認めたくなかった。
だから見ようとしなかった。
修理して動くようになるんだから、
わたしだって「人並み」だ、と言い張った。
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だけどもう疲れた。
そして、気が付いた。
わたしは車だったのだ。
車を運転しているのが私じゃなく、車そのものがわたしだった。
だからつらかったのだ・・・・。
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劣等なのは「わたしという人間」と思っていた。
「みんな」はあてがわれた自分の車の運転をしていたのだ。
だから、車が壊れても、あわてるけど、絶望はしないんだろう・
わたしは自分を車そのものだと思っていた。
だからわたしの車には運転する人がいなかったのだ。
わたしはわたしを運転してくれる人が欲しかった。
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誰も乗っていないとき「わたし」という車は、
ぶつかってぶつかって、ボロボロ、廃車寸前になってく。
乗られたり、振り落としたり、手を伸ばしてみたり。
そしてやっと気が付いた。
そのときはもう、このままじゃ壊れる、と思ったとき。
このままじゃ死ぬ、って。
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見た目がダメだって、能力がダメだって、
「自分の存在がダメ」ということじゃない。
それがわかってなかった。
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わたしは車をやめた。
そして「運転席」に乗り換えて・・・・
なんだここは?天国か?、と思う。
簡単に言えば、自由。
どこにだっていけるんだ。
自分の車をよく見て、行きたい場所と、行ける場所を判断する。
なんだ、ポンコツ車だって、ポンコツなりに、
それなりに行きたいところへ行けるジャンか・・・と。
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故障しやすい車をあげがわれた人生。
これが「不公平」っていうことなんだ。
でもわたしにはこの車しかないのだ。
この車の運転手はわたし。
他の誰でもない。わたしはわたしのこのボロ車の責任者。
ヴァカだから、ふとした瞬間にまた車に戻ってしまいそう。
こわいこわい病にかかって、病気を運転席に乗せちゃいたくなる。
病気に自分を運転されちゃうことなのかも、精神病って。
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しばらくは安全運転で行きたいなー。
交通ルールを学びましょう、ポンコツ車なりに。
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ほんとはわたしは「劣等」じゃなくて、ただの「マイノリティ」(少数派)。
この世で言う「ハズレ車」に当たっちゃったっていうだけの、少数派。
数が少ないから仲間も少ないけど、
まあそれなりに・・・
ポンコツなりに走ればいいい。
二度とない、わたしという人間の時間。
平均値ではあと半分。
もう半分きたんだわ。